今朝、情報番組を観ていたら叱れない人が増えたという特集をやっていました。
他人を叱る、子どもを叱るこれって確かに難しいかなと思います。とくに現役小学校の先生たちの言葉には衝撃でした。
「子どもを叱っているとき親の顔が浮かぶ」「うちの子にはびしびしやってくださいという親が本当に厳しく叱ると文句を言ってくる」「もはや子どもではなく、お客さまとしての対応になってしまう」
特に小学校以降ではなかなか保護者と接する機会がないので、そういうこともあるのでしょう。
いけないことをいけない!と言える世の中でなくなっているのは感じます。注意したいと思うことがあってもそのあとが面倒だから、見て見ぬふりをするという意見もありました。
確かに最近では逆ギレという言葉があるように注意した人に仕返しする事件もあります。その人のことを思っていう一言を今一度考える時かもしれません。
子どもへの指導で揺るがないのは保護者がいてもいなくても私はいけないことをしていたら、注意もします。叱ります。それはこの仕事に命を懸けているからです。お金をもらって仕事としている以上それは最低限のことで教育とはそういうものだと思うからです。
褒めることにクローズアップされて、叱ることは良くないという考えもあります。
叱る経験をしたことがある方はわかるでしょうが、叱るって凄いエネルギーを使いますし、褒めるより難しいです。
時代と共に変わらなければならないものもあれば、変わらない普遍的なことも必要と感じています。