保育と教育のこれから-塩原祥暁

現場から見た保育や教育の現状、子どもの姿、親の育児不安・・・ そしてこれからの 保育と教育の在り方について書いていきたいと思います

2014年11月

やっつけ仕事

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業務を遂行していくなかで、やるからにはしっかりやるということが薄れている姿を最近感じます。
提出期限、人任せ、中身はどうでも出せばいいといった資料。特に若い世代はこの感覚が蔓延しています。もちろん全員ではありませんが。どうせやるなら、いいものを作りたいとかいいものを見せたいという欲が感じられません。社会に出るまでは平均点、みんなと同じという基準がありますが、社会はそうはいきません。みんなと同じだは魅力もなけらば相手にもなりません。平均では他社に勝てません。そう、社会は産み出さなければならないわけです。だからこそ、若い世代にはやっつけ仕事にしてほしくないと切に願います。

学校にいきたくなる先生

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先生と呼ばれる仕事はただ自らの職業のみについてだけ考えていればいいのかと最近思います。あの先生の授業は何か楽しみだな。あの時間はわくわくするなと思わせる魅力を持っていなければならないと思います。
動機付けは何であれ、まずは行きたくなる学校、幼稚園、保育園になるように考えてみることも必要かもしれません。

行きたくなる仕組み、仕掛け作りはどこにでも必要で、何を求められているかを感じるアンテナを張り続けていきたいと思ってます。
About
塩原祥暁
1981年7月18日生まれ

国立小学校受験向けの幼児教室を都内で開く。保育士を目指す学生たちにも教鞭を執る。
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